市況概況

<動意株・16日>(大引け)=原田工業、セ硝子、技研製など

2026-09-16 15:32:41


 原田工業<6904.T>=商い増勢でマド開け続伸。新値街道に再突入した。同社は自動車用のアンテナ専業メーカーで国内トップシェアを有する。エレクトロニクス化が進む自動車業界だが、今後自動運転車の普及局面では巨大な情報端末としての位置付けが肝要で、関連メーカーにはこれまでとは違ったビジネスチャンスが生じる。自動運転車はリアルタイム通信がポイントとなるが、その際に超低遅延通信を可能とする高性能アンテナが必須アイテムとなる。同社はコネクテッドカーなど「CASE」で創出される新たな市場に対応した収益獲得に積極的に取り組んでいる。そうしたなか、業績は27年3月期第1四半期(26年4~6月)に営業利益段階で前年同期比80%増の16億3400万円と急拡大を果たし、通期予想である20億円は大幅に増額修正される可能性が高まっている。株価は第1四半期決算発表後に急動意をみせたが、売り物薄で上値の軽さが際立つ。時価は調整一巡を経て大勢3段上げの様相。700円台半ばまでは滞留出来高が希薄なこともあって、投資資金の攻勢に弾みがついている。

 セントラル硝子<4044.T>=後場急伸。きょう午後2時15分ごろ、同社が策定した「無水フッ酸の供給確保計画」が、経済安全保障推進法に基づく重要鉱物(フッ素)の安定供給確保に向けた支援措置の対象として経済産業省から認定を受けたと発表した。これにより、同計画に関する設備投資について最大約176億円の助成を受けることが可能になったという。これが材料視されているようだ。

 技研製作所<6289.T>=3日続伸。午後1時ごろに、経済産業省の「令和7年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(小規模実証・FS事業)」に、同社の「インド/圧入工法を用いた防災DXワンストップソリューション展開、および同工法の国家基準化に向けた調査事業」が採択されたと発表。採択された事業は、無振動・省スペースで強靭な構造物の施工を可能にする圧入工法と、土木インフラを3次元モデルで可視化して調査・設計を効率化するDX(ドローン・BIM/CIM)技術を融合し、現地調査からリスク評価、設計、施工までを一体的に支援する「防災DXワンストップソリューション」の実現可能性を検証するもの。あわせて、圧入工法の国家基準化に向けた課題や要件を整理し、土木設計基準への組み込みや指定工法化を実現するためのロードマップを策定するとしており、事業を通じて災害に強いインフラの整備に貢献し、日本の高度な建設技術の海外展開とグローバルサウス諸国との共創を推進する。

 Welby<4438.T>=ストップ高。生活習慣病など個人の健康・医療に関する情報管理プラットフォームサービスを展開。業績面では赤字体質から脱却できていないが、トップラインは拡大基調にあり、26年12月期は前期比2.3倍の14億6600万円の売上高を計画している。そうしたなか、15日取引終了後、第三者割当による新株発行を決議したことを発表、これを材料視する買いが集中した。同社の代表取締役である比木武氏に対し普通株式10万株を割り当てる。発行価額は1株500円で、9月末を割当日とする。総額5000万円の資金調達となる。

 ダイヘン<6622.T>=5日ぶり反発。この日、EMS(エネルギーマネジメントシステム)事業の今後の受注見通しを発表。太陽光発電併設型案件の獲得を進めるとともに、特別高圧接続案件に対応する新型蓄電池パッケージの開発及び供給体制の強化を推進することで、EMS事業の受注高は27年3月期450億円、28年3月期550億円、更に31年3月期には700億円へ拡大する見通しとしたことが好感されている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS



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