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前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

2026-04-03 05:30:00



■HPCシス <6597>  2,098円 (+400円、+23.6%) ストップ高

 HPCシステムズ <6597> [東証G]がストップ高。1日の取引終了後に、HPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)用サーバー一式に関する大口受注を獲得したと発表したことが好感された。今回受注した案件は複数のプロジェクトで構成されており、受注金額は合計で138億円。27年6月期及び28年6月期にプロジェクトの進捗に応じて順次売り上げを計上する。

■ワシントンH <4691>  1,677円 (+300円、+21.8%) ストップ高

 ワシントンホテル <4691> [東証S]がストップ高。アパホールディングス(東京都港区)が1日付で関東財務局に大量保有報告書を提出し、ワシントンHの大株主に浮上したことが判明した。報告書によると、共同保有者であるアパホテル(東京都港区)、アパリゾート(同)の2社の持ち分をあわせ、合計5.08%を市場内外で取得したという。保有目的は「純投資」としている。報告義務発生日は3月25日。これを受けて思惑的な買いが広がったようだ。

■太平発 <8835>  1,220円 (+149円、+13.9%)

 太平洋興発 <8835> [東証S]が3日ぶり急反騰。日本時間2日午前、トランプ米大統領は米国民向けに演説を行った。イランへの軍事行動について、「中核的な戦略目標」が達成されつつあるとの認識を示した一方で、今後2~3週間でイランに対し極めて強い攻撃を行う、などと述べた。演説内容を受けて中東紛争が早期に終息に向かうとの楽観が後退。米原油先物市場ではWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近物が1バレル=104ドル台まで上昇した。中東からの肥料原料の供給停滞が長期化するとの悲観とともに、肥料の値上げによる関連各社の収益押し上げ効果を巡る思惑も再燃する形となり、ショートカバーを誘発したようだ。

■小林洋行 <8742>  525円 (+44円、+9.2%)

 小林洋行 <8742> [東証S]が続急伸。2日正午ごろ、3月の月間売買実績の速報値を発表した。商品先物取引売買高が前月比3.9%増の7661枚、金融商品取引売買高が同11.2%増の23万7103枚になったとしており、足もとの売買高増加を好感した買いが集まった。なお、25年3月の商品先物取引売買高は1万135枚、金融商品取引売買高は33万5388枚だった。

■アステリア <3853>  1,550円 (+99円、+6.8%)

 東証プライムの上昇率2位。アステリア <3853> [東証P]が続急伸。米スペースXが非公開でIPOを米証券取引委員会(SEC)に申請したと複数のメディアが報じていることを受けて、傘下のファンドを通じてスペースXに出資する同社に思惑的な買いが向かったようだ。

■野村原油 <1699>  603.8円 (+31.2円、+5.5%)

 NEXT FUNDS NOMURA原油インデックス連動型上場投信 <1699> [東証E]が3日ぶり急反発。米原油先物相場は、WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の5月限が日本時間2日午後0時時点の時間外取引で1バレル=104ドル前後と急上昇した。トランプ米大統領は2日午前10時(米東部時間1日午後9時)に演説を行ったが、イラン戦争の終結に向けた具体的な内容はなかった。WTI価格は日本時間の2日朝方には98ドル前後に下落していた。しかし、同演説後は戦争の早期終結期待が後退し、原油価格は上昇基調を強めた。

■POPER <5134>  552円 (+27円、+5.1%)

 POPER <5134> [東証G]が3日続急伸。1日の取引終了後、光通信 <9435> [東証P]傘下の光通信と共同保有者による株式保有比率が8.95%から9.99%に上昇したことが明らかになり、思惑視した買いが集まった。関東財務局に提出された変更報告書によると、報告義務発生日は3月25日。保有目的は「純投資」としている。

■大阪チタ <5726>  2,730円 (+102円、+3.9%)

 東証プライムの上昇率4位。大阪チタニウムテクノロジーズ <5726> [東証P]が大幅続伸。中東情勢を巡るトランプ米大統領の演説内容を受け、株式市場は再びリスク回避ムードが強まり、日経平均は乱高下する展開を余儀なくされた。早期のイラン停戦への思惑が後退するなか、 防衛関連への資金シフトが足もとで進んでいた。そのなか、高品質のスポンジチタンで世界屈指の存在である同社には、「航空分野(戦闘機、無人機、ミサイル)などで高度な耐久性と軽量化に強みを持つチタン需要が高まるとの思惑が同社株にホットマネーを誘導している」(中堅証券ストラテジスト)という見方が示されていた。2007年の3月につけた上場来高値が1万5060円(修正後株価)と天井が高いことも大相場への思惑を醸成する背景となったようだ。

■ダイナマップ <336A>  656円 (+19円、+3.0%)

 ダイナミックマッププラットフォーム <336A> [東証G]が続伸。2日の寄り前に、子会社ダイナミックマッププラットフォームAxyzが提供する除雪支援システム「SRSS」が、山形県内で初稼働したと発表しており、好材料視された。「SRSS」は、自動運転車にも使われるダイナマップの高精度3次元地図データと高精度な位置情報を組み合わせ、除雪作業のガイダンスを行うもの。今回の採用ではまず西吾妻スカイバレーにおける春季除雪作業にSRSSを試験導入し、作業工数の削減や除雪作業の効率化・安全性向上を検証するとしている。

■三菱重 <7011>  4,711円 (+121円、+2.6%)

 三菱重工業 <7011> [東証P]が続伸。中東情勢への懸念はひと頃より和らいではいるが、世界的な地政学リスクの高まりを背景に、防衛費拡大の流れは不可逆的なものとなっている。日本も日米同盟の連携強化を念頭に防衛力増強の動きにあり、高市政権下で2026年度の防衛予算案は米軍再編関連費も合わせると初めて9兆円を上回っている。防衛省との取引額で群を抜く三菱重を筆頭に、関連企業の収益機会が高まっているという見方が、改めて仕切り直しの買いを引き寄せた。

■ワークマン <7564>  6,520円 (+160円、+2.5%)

 ワークマン <7564> [東証S]が3日続伸。1日の取引終了後に発表した3月度の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比22.7%増と3ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。テレビCMなどの販促効果により、リカバリーウェアが好調に推移し売り上げを牽引。また、気温の上昇に伴いカジュアルウェアを中心に春夏商品も順調に立ち上がった。なお、全店売上高は同28.4%増だった。

■コメリ <8218>  3,625円 (+80円、+2.3%)

 コメリ <8218> [東証P]が続伸。1日の取引終了後に発表した3月度の月次売上動向で、既存店売上高が前年同月比5.7%増と2ヵ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感された。気温の上昇に伴い、除草剤や防草シートなどの雑草対策用品、肥料や農薬などの農業資材の販売が堅調に推移した。また、中東情勢の影響から、紙類などの生活必需品や塗料、混合ガソリンなどの石油由来商材を早めに確保しようとする動きもみられた。なお、全店売上高は同6.6%増だった。

■中外薬 <4519>  9,198円 (+198円、+2.2%)

 中外製薬 <4519> [東証P]が続伸。米イーライ・リリー が1日、経口肥満症治療薬「ファウンダヨ(一般名オルホルグリプロン)」について、米食品医薬品局(FDA)が承認したと発表した。オルホルグリプロンについては中外薬が創製し、イーライ・リリーが開発を進めてきた。1日の米株式市場においてイーライ・リリー株は3%を超す上昇で取引を終了しており、中外薬の株価の支援材料となった。中外薬も日本時間2日、ファウンダヨに関してイーライ・リリーがFDAによる承認を発表していると公表している。

■QPSHD <464A>  2,281円 (+49円、+2.2%)

 QPSホールディングス <464A> [東証G]が続伸。米東部時間1日午後(日本時間午前7時40分ごろ)、米航空宇宙局(NASA)が南部フロリダ州のケネディ宇宙センターから月探査ロケットを打ち上げた。人類の月面再訪を目指す「アルテミス計画」の一環で、今回のミッションでは月面着陸は行わないものの、有人月探査はおよそ半世紀ぶりということで注目度も高かった。打ち上げについては成功しており、今後は約10日間にわたる月周回ミッションを遂行し、地球に帰還する。ロケットの打ち上げ成功を受けて東京市場では、宇宙関連ベンチャーを中心に投資資金の攻勢が加速した。

■豊和工 <6203>  1,516円 (+30円、+2.0%)

 豊和工業 <6203> [東証S]が続伸。1日の取引終了後に、英和 <9857> [東証S]と共同で路面清掃車の売買及びリース・レンタルを行うマシンサービス(東京都府中市)の全株式を取得したと発表しており、業績への貢献を期待した買いが入った。豊和工製の路面清掃車・産業用清掃機のパーツセンター及び指定工場として、アフターサービス分野における高い技術力と顧客基盤を有するマシンサービスを加えた三位一体の事業運営を行うことで、より高いシナジーが期待されている。豊和工は議決権所有割合で51.0%を所有するとしており、取得価額は非開示。なお、同件が業績に与える影響は軽微としている。

■三菱HCキャ <8593>  1,462.5円 (+26.5円、+1.9%)

 三菱HCキャピタル <8593> [東証P]が続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券が1日付で三菱HCキャについて投資判断「オーバーウェート」、目標株価1690円で調査を開始した。純粋なリース事業に対するエクスポージャーが大きい企業だと評価したうえで、インフレが意識される環境下ではTOPIXに対するアウトパフォームを期待しやすいと指摘。次期中計期間でROE(自己資本利益率)の改善に向けた取り組みが本格化すると予想する。

■キッセイ <4547>  4,865円 (+55円、+1.1%)

 キッセイ薬品工業 <4547> [東証P]が続伸。SMBC日興証券は1日、同社株の投資評価を3段階で最上位の「1」で新規カバレッジを開始した。目標株価は5500円とした。同証券では(1)主力の希少疾患パイプライン群の成長によって32年3月期頃まで安定成長が見込まれること(2)子宮筋腫治療薬「リンザゴリクス」やパーキンソン病治療薬「matsupexole」など自社創製新薬も芽吹いてきており海外展開による業績の向上に期待できること(3)資本効率の向上や高い配当利回りによる株価の下支えに期待できること――を評価要因に挙げている。

■H2Oリテイ <8242>  2,496円 (+28円、+1.1%)

 エイチ・ツー・オー リテイリング <8242> [東証P]が続伸。1日取引終了後に3月度の売り上げ速報を発表し、百貨店事業は全店合計で前年同月比6.5%増となった。2ヵ月ぶりにプラスに転換した。比較的安定した気温が続き、春物ファッションが好調に推移。ホワイトデーなどの各種商戦も奏功した。中国インバウンド客による売上高は厳しい状況が続いたものの、中国を含む海外富裕層が増え、免税売上高は全体として5ヵ月ぶりに前年を上回った。

■ミライニHD <546A>  1,789円 (+18円、+1.0%)

 MIRAINIホールディングス <546A> [東証P]が上伸。1日の取引終了後に27年3月期第1四半期に負ののれん発生益88億円程度を特別利益として計上する見込みと発表したことが好材料視された。

※2日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース



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