市況概況

<動意株・2日>(大引け)=大阪チタ、太平発、ワークマンなど

2026-04-02 15:34:57


 大阪チタニウムテクノロジーズ<5726.T>=続急伸。全般波乱展開の地合いの間隙を駆け上がり、一時258円高の2886円まで上値を伸ばす場面があった。中東情勢を巡るトランプ米大統領の演説内容を受け、株式市場は再びリスク回避ムードが強まっている。早期のイラン停戦への思惑が後退するなか、防衛関連への資金シフトが足もとで進んでいる。そのなか、高品質のスポンジチタンで世界屈指の存在である同社には、「航空分野(戦闘機、無人機、ミサイル)などで高度な耐久性と軽量化に強みを持つチタン需要が高まるとの思惑が同社株にホットマネーを誘導している」(中堅証券ストラテジスト)という見方が示されていた。2007年の3月につけた上場来高値が1万5060円(修正後株価)と天井が高いことも大相場への思惑を醸成する背景となっているようだ。

 太平洋興発<8835.T>=急速に切り返す。片倉コープアグリ<4031.T>や多木化学<4025.T>など肥料関連株がプラス圏に浮上している。日本時間2日午前、トランプ米大統領は米国民向けに演説を行った。イランへの軍事行動について、「中核的な戦略目標」が達成されつつあるとの認識を示した一方で、今後2~3週間でイランに対し極めて強い攻撃を行う、などと述べた。演説内容を受けて中東紛争が早期に終息に向かうとの楽観が後退。中東からの肥料原料の供給停滞が長期化するとの悲観とともに、肥料の値上げによる関連各社の収益押し上げ効果を巡る思惑も再燃する形となり、ショートカバーを誘発したようだ。

 ワークマン<7564.T>=3日続伸。1日の取引終了後に発表した3月度の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比22.7%増と3カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。テレビCMなどの販促効果により、リカバリーウェアが好調に推移し売り上げを牽引。また、気温の上昇に伴いカジュアルウェアを中心に春夏商品も順調に立ち上がった。なお、全店売上高は同28.4%増だった。

 HPCシステムズ<6597.T>=ストップ高。1日の取引終了後に、HPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)用サーバー一式に関する大口受注を獲得したと発表したことが好感されている。今回受注した案件は複数のプロジェクトで構成されており、受注金額は合計で138億円。27年6月期及び28年6月期にプロジェクトの進捗に応じて順次売り上げを計上する。

 宇宙開発関連=高速発進。QPSホールディングス<464A.T>、アストロスケールホールディングス<186A.T>など宇宙開発関連が上げ足を強めている。米東部時間1日午後(日本時間午前7時40分ごろ)、米航空宇宙局(NASA)が南部フロリダ州のケネディ宇宙センターから月探査ロケットを打ち上げた。人類の月面再訪を目指す「アルテミス計画」の一環で、今回のミッションでは月面着陸は行わないものの、有人月探査はおよそ半世紀ぶりということで注目度も高かった。打ち上げについては成功しており、今後は約10日間にわたる月周回ミッションを遂行し、地球に帰還する。ロケットの打ち上げ成功を受けて東京市場では、宇宙関連ベンチャーを中心に投資資金の攻勢が加速している。

 ワシントンホテル<4691.T>=思惑人気でストップ高。アパホールディングス(東京都港区)が1日付で関東財務局に大量保有報告書を提出し、ワシントンHの大株主に浮上したことが判明した。報告書によると、共同保有者であるアパホテル(東京都港区)、アパリゾート(同)の2社の持ち分をあわせ、合計5.08%を市場内外で取得したという。保有目的は「純投資」としている。報告義務発生日は3月25日。これを受けて思惑的な買いが広がっているようだ。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS



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