ゼロクーポン債 償還イメージ
ゼロクーポン債とは、クーポン(利金)の支払いが無いかわりに、割引形式で額面よりも低い価格で発行される債券のことです。額面金額の100%で償還されるため、買付価格と額面価格の差額を償還差益として得ることができます。

- ※為替レートの変動により、円貨ベースでの受取金額は変動するため、実際の受取金額が2倍になるとは限りません。また、途中売却の際は債券相場、為替相場等の影響により投資元本を割り込む場合がございます。
- ※上記は外貨ベースの債券価格の推移のイメージであり、将来の債券価格の変動・上昇等を示唆・保証するものではありません。
購入・償還シミュレーション
本シミュレーションは、購入時と償還時の基準為替レート(3.26円)が変動しなかった前提で購入必要金額と償還予定金額を計算したものです。
【参考購入為替レート(2025/5/2時点)】
- 額面10万トルコ・リラ購入時: 1トルコ・リラ(TRY)=4.01円(キャンペーンスプレッド0.25円適用後)
- 額面50万トルコ・リラ購入時: 1トルコ・リラ(TRY)=4.41円(キャンペーンスプレッド0.65円適用後)
【参考購入単価
(2020/2/6 9:00時点)】70.467%
【参考償還時為替レート】1トルコ・リラ(TRY)=3.26円(償還時スプレッド
0.5円適用後)





償還時受取金額シミュレーション

- 本シミュレーションにおける「参考購入為替レート」と実際の「購入適用為替レート」は異なります。
概算購入必要金額はあくまでも概算値であり、実際の購入時受渡金額等を確定・保証するものではありません。あくまでもご投資判断の参考情報としてご利用ください。 - 為替レートは随時変動します。したがって、これらの予定金額は、実際の金額と異なり、為替が大きく円高に振れた場合などには、円貨ベースでは償還予定金額を大きく下回ることになる可能性もありますのでご注意ください。
もし円高になった場合・・・
額面10万トルコ・リラを、1トルコ・リラ(TRY)=4.01円(注1)で購入し償還まで保有した場合、償還時の為替レートが1トルコ・リラ(TRY)=2.83円を下回らなければ、円貨ベースで元本を下回ることはありません。
(注1)2025/5/2時点、キャンペーンスプレッド0.25円適用後の為替レート
過去10年間の為替チャート(トルコ・リラ/円)

(購入為替レート:トルコ・リラ(TRY)=4.01円[キャンペーンスプレッド0.25円適用後]で購入した場合)
- ※上記シミュレーションは、上記購入為替レートで購入して償還まで保有した場合の、損益分岐為替レートを算出したものです。償還時の損益を示唆・保証するものではありません。
為替スプレッド・外貨決済
トルコ・リラの為替スプレッド一覧 (ゼロクーポン債)

※2018年4月26日現在当社調べ
買 付 ス プ レ ッ ド |
40万TRY未満 | 0.9 円 |
---|---|---|
40万TRY以上 200万TRY未満 | 0.65円 | |
200万TRY以上 | 0.15円 | |
売却スプレッド | 一律0.8円 | |
償還スプレッド | 一律0.5円 |
外貨決済サービス
JTG証券では、トルコ・リラの利金/償還金をトルコ・リラ(外貨)で受取り、外貨MMFで運用可能です。
外貨(トルコ・リラ)を保有しているお客様へ
当社では、外貨をご送金いただき、送金から3カ月以内に対象商品を50万円以上(受渡金額ベース)ご購入
いただいたお客様は、外貨送金手数料をキャッシュバックさせていただきます。
是非、当社に外貨(トルコ・リラ)をご送金いただき、当社取扱のトルコ・リラ建債券での運用をご検討ください。
トルコの投資環境について
地理的な優位性
トルコの最大の強みは地理的な要衝に位置することです。
人口は約8,000万人(世界第19位、2016年)、経済規模は世界第17位(2016年)と自らが中規模な経済であるだけでなく、欧州、北アフリカ・中東、ロシア・中央アジアといった巨大経済圏の中心に位置し、市場としても生産・貿易拠点としても恵まれた位置にあります。
また、外交の基本姿勢は欧米との協調関係にあり、NATO(北大西洋条約機構)、OECD(経済協力開発機構)、OSCE(欧州安全保障協力機構)の加盟国です。

豊富な若い労働力
トルコの全人口の平均年齢は31.4歳(2016年)と若く、加えて労働人口が全人口の約75%を占めている若い労働力が豊富な国です。
この傾向は2030年においても大きく変わることなく推移することが予想されており、労働人口の増加が今後の内需・消費に大きな影響を与えると見られています。

2015年以降の出来事 〜前向きな変化の兆し〜
15年6月 | 総選挙でエルドアン率いる与党が過半数割れ |
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15年7月 | イスラム国への空爆開始 |
15年10月 | トルコの首都アンカラでテロが発生 |
15年11月 | トルコの領空を侵犯したとしてロシア空軍機を撃墜 |
16年3月 | トルコの首都アンカラでテロが発生 |
16年7月 | クーデター未遂事件 |
16年9月 | ムーディーズ社がトルコ長期債の格付けを引き下げ |
17年1月 | フィッチ社がトルコ長期債の格付けを引き下げ |

17年4月 | トルコ国民投票の実施 (大統領の権限強化を柱とした憲法改正案が承認) |
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17年6月 | ロシア、トルコに対するロシア人渡航制限を解除 |
市場予想を大幅に上回るGDP成長率(1−3月期)発表 | |
17年9月 | 4−6月期GDP成長率は+5.1%(前年同期比)と発表 2四半期続けて+5%成長を達成 |
17年10月 | トルコ・アメリカ両国がビザの発給を停止 |
17年12月 | 米国とトルコがビザ発給業務完全再開 |
18年1月 | トルコのエルドアン大統領は20日敵対するシリアのクルド人勢力、民主連合等(PYD)に対する軍事作戦を始めたと宣言 |
18年2月 | 米国務長官 トルコ大統領と会談 関係正常化で合意 |
18年3月 | 2017年の実質GDP(国内総生産)前年比7.4%増と発表した。クーデター未遂事件の起きた16年の3.2%増から成長加速 |
18年4月 | シリア内戦 終結見据え協議 露、トルコ、イラン3首脳 |

経済面における明るい兆し
トルコ経済は、隣国のイラクやシリアにおける政情悪化や国内での治安悪化など、地政学的な不安要素が数多く存在しているにも関わらず、それを跳ね返せるだけ経済の強さがあることを示し続けてきました。
この10年を振り返ると、リーマン・ショック翌年の2009年の経済成長率は大きく落ち込みましたが、2010年・2011年は内需に牽引され、G20 諸国の中でも屈指の高成長を記録しました。
2012年に入り、政府が進める経常収支・インフレ率の改善を目的とした経済抑制策の影響等からその成長に一時減速が見られましたが、2013年〜2015年は年率で5%を超える安定的な経済成長を実現しました。しかし、2016年に入り、クーデター未遂や首都でのテロ、観光業の不振などによって、第3四半期の経済成長率はマイナス成長に落ち込みました。その後、2017年は政府の経済刺激策が功を奏し、再び5%を超える経済成長となるなど、今後も底堅い経済成長が期待されます。

2016年のクーデター未遂事件の影響などから大幅に減少していた外国人観光客数(前年同月比)は2017年4月にプラスに転じ、6月から8月は前年
同月比40%超の増加と急回復しています。
トルコは観光業が盛んなことから、足元の外国人観光客数の回復も景気の下支えになっているものと見られます。


実質政策金利はプラス圏で推移
高いインフレ率が続くと予想される中、トルコ中央銀行は政策金利のひとつである後期流動性貸出金利を現行の高水準に据え置くことで、実質政策金利(政策金利-インフレ率)をプラス圏に維持すると見られています。現在、地政学リスクがトルコ・リラの上値を抑えているものの、実質政策金利がプラス圏であることがトルコ・リラを下支えすると思われます。

コラム
トルコ・リラは2016年のブラジル・レアルのような反発が期待できるか?
2015年、ブラジル・レアルは国内景気の悪化や政治の混乱によって大幅に下落しましたが、2016年には主要新興国通貨のなかで最も上昇する結果となりました。その要因として、2016年に入り、原油をはじめとした資源価格が回復したことで国内経済が持ち直したことや、2016年8月にルセフ大統領(当時)が弾劾裁判によって罷免され、テメル副大統領が大統領に就任したことで政治の先行きの不透明感が払し
ょくされたことなど、政治面・経済面で前向きな変化が確認できたことが挙げられます。
最近のトルコにおいても2016年のブラジルで見られたような変化が見られることから、治安や政治面での不透明さはリスクとして残るものの、中長期的には経済成長を背景とした上昇が期待されます。

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