トルコの投資環境について ゼロクーポン債[トルコ・リラ建]

トルコ 10年国債利回りとCPIの推移
(2013年1月〜2020年2月)

2018年夏、対米関係の悪化を受けて起きたトルコ・ショック時には10年国債利回りは20%を超えていましたが、景況感の改善やインフレ率(CPI)が落ち着きを見せ始めたこと、また、直近ではトルコ軍がシリア北東部のクルド人勢力への軍事行動に踏み切りましたが、その後にシリア情勢は落ち着いたことで、現在ではトルコ10年国債の利回りは10%台前半まで低下しています。

トルコ 10年国債利回りとCPIの推移
出所:トルコ統計局やJETROのデータより弊社作成

主な先進国・新興国の政策金利

トルコ・ショックによる通貨安からインフレ率(CPI)が急上昇したことで、物価安定を図るために政策金利は2018年9月に24%まで引き上げられました。 その後は足元でトルコ・リラが安定して推移していることやインフレ率(CPI)の鈍化を受けて、中央銀行は2019年7月から計7回の金融政策決定会合で累計14.25%の大幅な利下げを実施しましたが、トルコの政策金利は依然として他国と比較して高い水準となっています。

主な先進国・新興国の政策金利

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