日本は長い間、低金利が続いています。
24年7月、政策金利が約17年ぶりに引き上げられるなど、「金利のある世界」に戻りつつあるものの、他国の金利と比べてみるとまだ低い水準にあり、日本より金利の高い国が多くあります。
このように利率の違いで10年後に受取る金額が大きく違ってきます。
例えば、債券購入時は1USドル=100円の為替レートだったとします。
償還時に為替レートが80円になった場合、ドルに対して円の価値が上がる「円高」の状態です。
逆に120円になった場合、円の価値が下がる「円安」の状態です。
円高による為替差損のリスクはあるものの、円安になった場合は為替差益が狙える点はメリットといえます。
通貨別や満期までの期間、利回りなど様々な種類があり、資産運用の目的に合わせた選択ができます。
また、外国債券は日本の債券や株式などと値動きが異なる傾向があります。
他の資産と外国債券を組み合わせたり、米ドルやユーロ、ブラジルレアルなど複数の通貨に分散して投資することでリスク低減効果が期待できます。