今月のテーマ 富裕層が選ぶ“守りながら増やす”債券投資 |
リスクを抑えながら、着実に増やしていく―。そんな理想的な投資を実現する手段として、米国投資適格社債(USIG)が注目されています。
世界的な優良企業も発行する、格付会社から投資適格の格付けを付与されている社債であり、多くの場合、米国債以上の利回りとハイイールド債未満のリスクを両立。富裕層を中心に、長期資産形成や資産承継の選択肢として選ばれています。
| 銘柄名 | 年利回り※1 | 残存年数※2 | ポイント | 高リスク |
|---|---|---|---|---|
イーライ・リリー 米ドル建普通社債 5.55% 2055年10月15日満期 | 約5.185% | 約29年11ヶ月 | ・医薬品需要は景気に左右されにくく、分散投資の柱として有効。 ・超長期債であり、利下げ局面では時に大きな価格上昇メリットを享受し得る。(ただし金利上昇局面では価格下落リスクが生じる点は留意が必要) ・成長性と安定性を兼ね備え、長期運用に適する。 | |
コカ・コーラ 米ドル建普通社債 2.75% 2060年6月1日満期 | 約5.164% | 約34年7ヶ月 | ・発行時期発行時期を反映したクーポンながら、利回りは現在の市場金利を反映した水準。 ・消費財というディフェンシブセクターで景気変動に強い。 ・安定した事業基盤を背景に、比較的リスクを抑えながら安定収益を狙える資産の一つ。 | |
マイクロソフト 米ドル建普通社債 2.675% 2060年6月1日満期 | 約5.113% | 約34年7ヶ月 | ・世界最高格付けの発行体。富裕層の資産防衛枠として有効。 ・超長期債で利下げ局面では値上がりのメリットを享受し得る。(ただし利上げ上昇局面では値下がりリスクが顕在化する) ・成長性と信用力を兼ね備えた「攻守両面を兼ね備えたコア債券」。 |







