優先株預託証券とは?
バンク・オブ・アメリカ・コーポレーション
米ドル建優先株預託証券
2024/12/10 9:00時点
※初回コール日までの配当率となります。それ以降は3か月米国国債利回り+2.931%の変動配当率となります。※本証券のお取引にあたっての各種条件(単価・為替レート・初回コール利回り等)は、当日の夕方に決定予定です。
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優先株預託証券の主なポイント
米ドル建の金融商品です。
配当を受け取る時点や途中売却・償還時点でのドル/円の為替水準によって、円での受取り金額や評価額が変動します。購入時と比べ、為替レートが円高となった場合、円での受取金額は減り、為替差損が発生します。
反対に円安になった場合は円での受取金額は増え、為替差益を得ることができます。
なお、米ドルで優先株預託証券を買付けたり、配当金・償還金・途中売却代金を
米ドルのまま受け取ることも可能です。
当社に外貨をご送金いただく場合は、あらかじめ当社までご連絡をお願いします。
連絡先:オンライン営業部 0120-51-6766(平日8:00~17:00)
「優先株」の「預託証券」です。
「優先株」会社の経営に参加する権利(議決権)がない代わりに、普通株に比べて配当金を優先的に受け取れるなど投資家にとって権利内容が優先的になっている株式
「預託証券」企業が自国以外での資金調達を容易にするため、自国で発行した株式を信託銀行などの預託機関に預けて、これを担保に発行する有価証券
米国の銀行がリーマン・ショック後における自己資本規制強化に対応するための証券です。
2008年のリーマン・ショックを教訓に、仮に銀行が経営危機に見舞われても、返済不要の普通株などによる自己資本を十分に持っていれば、損失を穴埋めできて危機を回避できるという考え方に基づいて、国際的に業務を展開している銀行には一定割合以上の自己資本比率を維持することが義務づけられました。
優先株預託証券は米国の銀行が自己資本を強化することを目的として発行された有価証券です。
債券に近い商品性をもったハイブリッド証券です。
優先株預託証券は、一定期間、固定率で配当が支払われる仕組みのものが多く、各期の業績により配当額が変動することがないために、証券の商品性としては債券に似たものとなります。
一方で、優先株預託証券は株式として取り扱われることから、配当が支払われなかったとしてもデフォルト(債務不履行)とはならないため、発行体の財務内容が悪くなった場合に配当の支払いがなされない場合があります。
初回コール日以降に繰上償還(コール)される場合があります。
米ドルの短期金利が上昇し支払コストが上昇した場合や、銀行の自己資本強化に関するルールが変更され、優先株による資本調達のメリットが薄れた場合などに繰上償還される可能性が高まります。
価格の主な変動要因は米ドルの金利動向およびクレジット市場動向、発行体の信用力などです。
一般的に米ドルの金利が上昇(低下)すると、価格は下落(上昇)します。クレジット市場[=信用リスクを内包する商品を取引する市場]の動揺(安定)や発行体の信用力が低下(改善)すると、価格は下落(上昇)します。
- 左記の内容は資本性証券の一般的な特性を単純化して例示したものであり、
必ずしも各カテゴリーの全ての証券が左記の通りとは限りません。
- 発行体の財務状況が極端に悪化した場合などは配当が支払われないことがあります。
一旦支払われなかった配当は、次回以降に合算して支払われることはありません(非累積型)。
- 初回コール日以降、発行体の任意で本証券は繰上償還されることがあります。
お取引にあたってのご留意事項について
- 優先株預託証券を当社との相対取引により購入する場合は、 購入対価のみお支払いいただきます。
- 優先株預託証券の売買等にあたり円貨と外貨を交換する際には、外国為替市場の動向を踏まえて当社が決定した為替レートによるものとします。
- 優先株預託証券のお取引に関しては、金融商品取引法第37条の6の適用はありません。従って、クーリング・オフの対象になりません。
- お取引にあたりましては、契約締結前交付書面および外国証券情報にて、商品性及びリスク等 をよくご確認の上、投資家ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。
- 優先株預託証券の売買の際の単価は、前回配当落ち日から経過日数分の配当相当額が含まれたものになります(ただし、発行体の財務状況等が極端に悪化した場合などには、配当が支払われない場合があります)。
優先株預託証券投資に関してのリスクについて
- 【為替変動リスク】当ページに記載の優先株預託証券は、米ドル建てです。為替市場動向によっては、投資元本を大きく割り込むことがあり、売却する場合に損失を生じることがあります。
- 【価格変動リスク】優先株預託証券の途中売却価格は、主に金利動向の影響およびクレジット市場の動向を受けて上下します。これにより期中の時価が投資元本を大きく割り込むことがあり、売却する場合には損失を生じることがあります。
- 【信用リスク】優先株預託証券には発行者の信用状況の変化によるリスクがあります。信用状況の変化は発行者の経営・財務状況の変化によって、あるいは、これに対する外部評価の変化によって生じます。これにより、配当支払い当初の約束どおり行われない可能性があり、当初の投資元本に欠損が生じるおそれがあります。また、優先株預託証券の場合、一旦、支払われなかった配当は、以降支払われることはありません(非累積型)。
- 【流動性リスク】優先株預託証券は株式等と同様に満期はなく、換金をご希望の際には店頭市場における相対取引又は上場金融商品取引所における委託取引でご売却いただくことになります。優先株預託証券については、店頭市場においては、現状では活発に取引されていますが(金融商品取引所においては実質的な取引はほぼないのが現状です)、市場環境の変化により流動性が低下し、売却希望時に直ちに売 却換金することが困難な場合があります。また、途中売却される場合、発行者の信用力や市場環境、需給などによって売却価格が投資元本を下回ることがあります。
- 【繰上償還リスク】一定期間を経過後、発行体の任意で優先株預託証券は繰上償還されることがあり、以降の収益獲得機会が失われることがあります。
- 【配当支払いおよび中途換金に関するリスク】発行体、支払代理人、預託機関、販売会社等に何らかの事由が生じることにより、配当支払いの遅延、もしくは証券の中途売却に支障が生じる場合がございます。
無登録格付について
- ホームページ上で使用されている格付けについて、信用格付付与者である「ムーディーズ・レーティングス(Moody's)」、「S&Pグローバル・レーティング(S&P)」は金融商品取引法第66条の27の登録を受けておりません。無登録格付けに関する留意点につきましては、無登録格付に関する説明書をご覧下さい。