米ドル建の金融商品です。
配当を受け取る時点や途中売却・償還時点でのドル/円の為替水準によって、円での受取り金額や評価額が変動します。購入時と比べ、為替レートが円高となった場合、円での受取金額は減り、為替差損が発生します。 反対に円安になった場合は円での受取金額は増え、為替差益を得ることができます。
なお、米ドルで優先株預託証券を買付けたり、配当金・償還金・途中売却代金を
米ドルのまま受け取ることも可能です。
当社に外貨をご送金いただく場合は、あらかじめ当社までご連絡をお願いします。
連絡先:オンライン営業部 0120-51-6766(平日8:00~17:00)
「優先株」の「預託証券」です。
「優先株」会社の経営に参加する権利(議決権)がない代わりに、普通株に比べて配当金を優先的に受け取れるなど投資家にとって権利内容が優先的になっている株式
「預託証券」企業が自国以外での資金調達を容易にするため、自国で発行した株式を信託銀行などの預託機関に預けて、これを担保に発行する有価証券
米国の銀行がリーマン・ショック後における自己資本規制強化に対応するための証券です。
2008年のリーマン・ショックを教訓に、仮に銀行が経営危機に見舞われても、返済不要の普通株などによる自己資本を十分に持っていれば、損失を穴埋めできて危機を回避できるという考え方に基づいて、国際的に業務を展開している銀行には一定割合以上の自己資本比率を維持することが義務づけられました。 優先株預託証券は米国の銀行が自己資本を強化することを目的として発行された有価証券です。
債券に近い商品性をもったハイブリッド証券です。
優先株預託証券は、一定期間、固定率で配当が支払われる仕組みのものが多く、各期の業績により配当額が変動することがないために、証券の商品性としては債券に似たものとなります。 一方で、優先株預託証券は株式として取り扱われることから、配当が支払われなかったとしてもデフォルト(債務不履行)とはならないため、発行体の財務内容が悪くなった場合に配当の支払いがなされない場合があります。
初回コール日以降に繰上償還(コール)される場合があります。
米ドルの短期金利が上昇し支払コストが上昇した場合や、銀行の自己資本強化に関するルールが変更され、優先株による資本調達のメリットが薄れた場合などに繰上償還される可能性が高まります。
価格の主な変動要因は米ドルの金利動向およびクレジット市場動向、発行体の信用力などです。
一般的に米ドルの金利が上昇(低下)すると、価格は下落(上昇)します。クレジット市場[=信用リスクを内包する商品を取引する市場]の動揺(安定)や発行体の信用力が低下(改善)すると、価格は下落(上昇)します。
お取引にあたってのご留意事項について
優先株預託証券投資に関してのリスクについて
無登録格付について