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【発行体概要】MUFGの概要と投資評価ポイント(2024年7月31日)

本動画では、AT1債(Additional Tier1債券)について言及しています。AT1債は、あらかじめ定められた自己資本基準に抵触する場合や、規制当局が裁量により金融機関を「破綻」とみなした場合等には、元本の一部または全部が削減される、あるいは強制的に株式に転換されるリスク等があるなど、一般的な債券と比較してリスクが高く複雑な金融商品となります。従いまして、相応の投資に関する知識・経験、金融資産及びリスク許容度をお持ちで、高いリスクを取ってでもより高い利回りを追求される投資目的をお持ちのお客様に適合する金融商品となります。その点を予めご了承の上、動画をご覧いただきますよう、宜しくお願いいたします。

動画の説明(再生時間:7:35)

三菱UFJフィナンシャルグループが発行する債券への投資を検討するにあたり、発行企業の概要から投資評価ポイントまでを簡潔に解説します。

MUFGの事業概要

- MUFGはデジタルサービス事業本部、法人・リテール事業本部、コーポレートバンキング事業本部、グローバルコマーシャルバンキング事業本部、グローバルCIB事業本部、受託財産事業本部、市場事業本部の7セグメントで事業を展開する。
- 日本のメガ銀グループで最大の事業規模の金融グループであり、国内のみならず海外で積極的に事業展開し、金融システム上の重要性が高く評価されている。

MUFGの事業セグメント別の経営状況

- グローバルコマーシャルバンキング事業本部と市場事業本部とを除いた5セグメントすべてで増収・増益。市場事業本部以外すべて増益。

銀行の信用リスク評価の方針

- 本レポートでは、(i)収益力、(ii)環境変化への耐性、(iii)資金流動性のモニタリング、(iv)健全性の4つの観点からMUFGの信用リスクについて評価を行う。

MUFGの収益力評価 − 評価軸 #1 −

- MUFGは増収・増益傾向にあり、利益マージンも拡大傾向。収入構造の偏りもなく、収益力はメガ銀グループで最も高い。

MUFGの環境変化への耐性 − 評価軸 #2 −

- MUFGでは、通期の営業費用は増加せず。与信関係費用も減少。資本コストを要する伝統的な銀行業務はコストの抑制により収益性が改善。さらに、非金利収入も改善し、市場環境に合わせた最適化を実施。実効的な経営レベルの戦略イニシアチブを加味すれば、環境変化への耐性は最も頑健とみる。

MUFGの資金流動性とRWAあたりの収益性 − 評価軸 #3 −

- MUFGは資金流動性の面で3メガ銀グループの中で最も安定している。MUFGのRWAあたりの収益性は、3メガ銀グループの中でSMFGと並んで高水準。バランスシートの拡大が続いているが、総資産の伸びと比較してRWAの増加は抑制されている。

MUFGの規制資本から見た安定性 − 評価軸 #4 −

- MUFGのCET1比率は13.5と国内3メガでは最も高い水準。最低所要CET1比率までのバッファも5.0%と国内3メガでは最も高い水準。3メガ銀で最も資本の質は高い。

MUFGの資本性証券の投資評価

- MUFGの米ドル建てAT1債券、米ドル建てTLAC債券への投資評価については、リンク先のレポートをご参照ください(JTG証券ではない、外部サイトになります)。
公開日:
#日本#クレジット投資評価#CoCo債#投資適格債#個別発行体#銀行#債券投資
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動画に関連する債券

発行通貨
USD
三菱UFJフィナンシャル・グループ
米ドル建 利付債
シミュレーション外国証券情報
利率 年4.153% 購入単価92.492利回り4.906%
償還日2039年3月7日年限約13年11ヶ月申込単位10,000USD以上
2025/4/30時点
発行通貨
USD
三菱UFJフィナンシャル・グループ
米ドル建 利付債
シミュレーション外国証券情報
利率 年5.475% 購入単価106.193利回り4.043%
初回コール日2030年2月21日年限約5年10ヶ月申込単位200,000USD以上
2025/4/30時点
※初回コール日までの固定利率、初回コール日以降は変動利率
発行通貨
USD
三菱UFJフィナンシャル・グループ
米ドル建 利付債
シミュレーション外国証券情報
利率 年3.741% 購入単価99.966利回り3.750%
償還日2029年3月7日年限約3年11ヶ月申込単位10,000USD以上
2025/4/30時点
発行通貨
USD
三菱UFJフィナンシャル・グループ
米ドル建 利付債
シミュレーション外国証券情報
利率 年5.422% 購入単価106.311利回り3.056%
初回コール日2028年2月21日年限約3年10ヶ月申込単位200,000USD以上
2025/4/30時点
※初回コール日までの固定利率、初回コール日以降は変動利率
発行通貨
USD
三菱UFJフィナンシャル・グループ 米ドル建任意償還条項付無担保永久社債 8.2%(債務免除特約および劣後特約付)
シミュレーション外国証券情報
固定利率(※)年 8.200% 購入単価111.361固定利率期間利回り(※)4.810%
初回コール日2029年1月15日年限約3年8ヶ月申込単位200,000USD以上
2025/4/30時点(※)固定利率は、2029年1月14日まで。2029年1月15日以降 変動利率:5年米国国債+3.294%(ACT/360)

ご投資にあたって

金融商品への投資には、各種リスクとご負担いただく費用等がございます。主なリスクとしては、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等及び有価証券の発行者の信用状況(財務・経営状況含む)の悪化等、それらに関する外部評価の変化等により損失が生じるおそれ(元本欠損リスク)があります。また、信用取引やデリバティブ取引などを行う場合には、対象となる株式等または指標等の価格変動により、損失の額がお客様の差し入れた委託保証金などの額を上回るおそれ(元本超過損リスク)があります。ご負担いただく費用については こちら をご参照ください。尚、商品毎にリスク及びご負担いただく費用等は異なりますので、当該金融商品等の上場有価証券等書面、契約締結前交付書面、目論見書、及びお客様向け資料等をよくお読みください。

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