(2025年7月31日更新)
銘柄名をクリックすると、詳細画面をご覧頂けます。
※購入単価は、2025/8/15時点におけるご参考単価になります。実際の購入単価はお取引店までご確認ください。
※購入単価は、取引執行に係る費用その他の費用等が含まれた、お客様が当社から店頭取引で購入される場合の単価となります。
銘柄名 | 償還日 (満期) | 残存期間 | 参考利回り/年 (税引前・複利) | 購入単価 |
---|---|---|---|---|
米国国債(ストリップス債) | 2054年5月15日 | 28年10ヶ月 | 4.83% 2025/8/15時点 | 25.36 |
米国国債 4.75% | 2053年11月15日 | 28年4ヶ月 | 4.70% 2025/8/15時点 | 100.68 |
米国国債 4.125% | 2053年8月15日 | 28年0ヶ月 | 4.72% 2025/8/15時点 | 90.71 |
米国国債 3.625% | 2053年5月15日 | 27年10ヶ月 | 4.74% 2025/8/15時点 | 82.81 |
米国国債(ストリップス債) | 2053年5月15日 | 27年10ヶ月 | 4.86% 2025/8/15時点 | 26.35 |
2025年7月31日現在、米国の長期金利のベンチマークとなっている米国10年国債利回りは4.3%台を維持しており、依然として高い水準を保っています[図1]。
7月29〜30日のFOMCにおいて、FRBは政策金利の誘導目標レンジを現状の4.25〜4.50%に据え置くことを全会一致で 決定しました。政策金利の据え置きは5会合連続であり、事前の市場予想通りの結果となりました。
FOMC後のパウエル議長の会見では、景気の現状評価が下方修正され、声明からは景気見通しに関する「不確実性は低下した」との文言が削除されました。これにより、利下げにやや近づいている可能性が示唆されました。一方で、「次回会合までにデータが明確になるかは非常に難しい」と述べ、次回9月FOMCでの利下げには消極的な姿勢も示しました。
こうした発言を受けて、政策金利であるFF金利の先物取引をもとにシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)が算出する、次回FOMCでの0.25%の利下げ予想確率は、議長会見後に約63%(7月30日現在)から約41%(7月31日現在)へと低下しています。次回のFOMCは9月19〜20日に予定されており、それまでに重要指標である雇用統計とインフレ統計の発表がそれぞれ2回ずつあります。これらの情報を踏まえて、FRBは判断を下すことになります。
以上を踏まえて、米10年国債利回りの先行きを見極めるためには、相互関税の動向に加えて、引き続き、FRBが重視する雇用統計、インフレ率への関税の影響を注視していく必要がありそうです。
※クリックすると画像が拡大されます。
債券価格と金利は逆相関する関係にあります。一般的に金利が下がると債券価格が上昇し、金利が上がると債券価格が下落します。
例えば、市場金利が低下すると、高いクーポンを持つ既発行の債券は魅力的な投資対象となるため、需要が増加し、価値が上がります。
反対に、市場金利が上昇すると、新たに発行される債券と比べてクーポンの低い債券の価値は下がり、価格は下落することになります。
ただし、上記は一般的な内容を説明したものであり、債券価格は、実際には債券の需給動向や残存期間、景気動向、為替相場、発行体の信用状況等によって上記の通りにはならない場合があることに注意が必要です。
以上を踏まえて、次にゼロクーポン債における年利回りと残存期間との関係を確認しながら、金利が下がることによる債券価格の変動について説明します。
下記の表は利金がないゼロクーポン債の債券価格(理論値(注))を示しています。
ここでは金利低下局面(例:現在 4%⇒1年後 3%)における債券価格の変化について考えてみます。
右下の例 Aは、残存年数5年、利回り4%の債券を購入し、1年後に金利が低下していたケースです。
理論上の債券価格は約8.1%上昇することになります。
この変化率は、残存年数が長い債券ほど大きくなる傾向があります。
右下の例 Bは、残存年数20年、利回り4%の債券を購入し、1年後に金利が低下していたケースです。
この場合の理論上の債券価格は約24.9%上昇することになります。つまり、金利低下局面では残存年数の長い債券を購入する方が、価格上昇の恩恵を受け易いことが分かります。
(注) 上記の表は利回り・残存年数と債券価格との関係を分かりやすく説明するために作成したものであり、あくまでも理論上の数値です。従って、実際の債券価格がこの通りに変動することを保証するものではなく、また変動を示唆するものでもありません。実際の債券価格はこれ以外の様々な要因の影響を受けて変動します。また、各シミュレーションでは税金、手数料、その他取引にかかる費用等を一切考慮しておりません。債券価格は一般的に、理論価格等の基準価格に対しコスト等の売買スプレッドを増加減して買付価格と売却価格が決定されますので、買付価格と売却価格は異なる価格となります。
出所:各国中央銀行
※2025/08/15 8時50分時点
当社では、今後も利下げが継続されるシナリオを見込んでおり、中長期的な視点に立てば、残存期間が長い米ドル建債券の投資妙味が増していると考えています。 また、その中でも、米国政府(米国財務省)が発行する米国国債は、大手格付機関から高い信用格付が付与されるなど、非常に高い信用力を有しているだけでなく、市場規模も大きく流動性が高い点も魅力的であると考えています。
銘柄名をクリックすると、詳細画面をご覧頂けます。
※購入単価は、2025/8/15時点におけるご参考単価になります。実際の購入単価はお取引店までご確認ください。
※購入単価は、取引執行に係る費用その他の費用等が含まれた、お客様が当社から店頭取引で購入される場合の単価となります。
銘柄名 | 償還日 (満期) | 残存期間 | 参考利回り/年 (税引前・複利) | 購入単価 |
---|---|---|---|---|
米国国債(ストリップス債) | 2054年5月15日 | 28年10ヶ月 | 4.83% 2025/8/15時点 | 25.36 |
米国国債 4.75% | 2053年11月15日 | 28年4ヶ月 | 4.70% 2025/8/15時点 | 100.68 |
米国国債 4.125% | 2053年8月15日 | 28年0ヶ月 | 4.72% 2025/8/15時点 | 90.71 |
米国国債 3.625% | 2053年5月15日 | 27年10ヶ月 | 4.74% 2025/8/15時点 | 82.81 |
米国国債(ストリップス債) | 2053年5月15日 | 27年10ヶ月 | 4.86% 2025/8/15時点 | 26.35 |
米国国債(ストリップス債) | 2052年5月15日 | 26年10ヶ月 | 4.88% 2025/8/15時点 | 27.48 |
米国国債(ストリップス債) | 2049年5月15日 | 23年10ヶ月 | 4.92% 2025/8/15時点 | 31.51 |
米国国債 3.0% | 2048年8月15日 | 23年0ヶ月 | 4.78% 2025/8/15時点 | 75.31 |
米国国債(ストリップス債) | 2047年2月15日 | 21年6ヶ月 | 4.90% 2025/8/15時点 | 35.32 |
米国国債 2.875% | 2045年8月15日 | 20年0ヶ月 | 4.74% 2025/8/15時点 | 76.06 |
米国国債(ストリップス債) | 2044年5月15日 | 18年10ヶ月 | 4.85% 2025/8/15時点 | 40.73 |
米国国債 4.375% | 2043年8月15日 | 18年0ヶ月 | 4.63% 2025/8/15時点 | 96.87 |
米国国債 3.875% | 2043年5月15日 | 17年10ヶ月 | 4.64% 2025/8/15時点 | 90.79 |
米国国債(ストリップス債) | 2041年2月15日 | 15年6ヶ月 | 4.62% 2025/8/15時点 | 49.26 |
【免責事項】
お取引にあたってのご留意事項
外貨建て債券のリスクについて
金融商品市場における相場その他の指標にかかる変動などにより損失が生ずるおそれがあります。
債券の発行者または元利金の支払の保証者の業務または財産の状況の変化などによって損失が生ずるおそれがあります。
債券の発行者等または当該通貨等の帰属する国や地域の政治および経済状況の変化、法令・規制の変更などによって損失が生じるおそれがあります。
お取引をされる際は、必ず契約締結前交付書面等をよくお読みいただき、ご自身の判断でお申し込みください。
無登録格付について
ホームページ上で使用されている格付けについて、信用格付付与者である「ムーディーズ・レーティングス(Moody's)」、「S&Pグローバル・レーティング(S&P)」 、および「フィッチ・レーティングス(Fitch)」 は金融商品取引法第66条の27の登録を受けておりません。無登録格付けに関する留意点につきましては、無登録格付に関する説明書をご覧下さい。