(2024年11月13日更新)
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2053年5月15日 | 28年6ヶ月 | 4.45% 2024/12/13 9:00時点 | 86.71 | 米国国債2047年2月15日 | 22年3ヶ月 | 4.50% | 2024/12/13 9:00時点 37.27 | アメリカ合衆国 | 米ドル建 ストリップス債 |
2024年11月12日現在、米国の長期金利のベンチマークとなっている米国10年国債利回りは4.4%台を維持しており、依然として高い水準を保っています[図1]。
11月6日〜7日のFOMCにおいて、FRBは政策金利を0.25%引き下げ、4.50%〜4.75%とすることを決定しました。これは、4年半ぶりの利下げとなった前回9月の会合に続くもので、市場の予想通りの結果となりました。FOMC後に行われたパウエル議長の会見では、米大統領選挙は金融政策決定に何ら影響しないとしたうえで、時間をかけて金融政策を引き締めから中立的なスタンスに移行していく姿勢を示しました。
しかしながら、トランプ氏が米国大統領選で勝利したことにより、金融政策に対する不確実性が増していると市場関係者は見ています。トランプ氏の公約には大型の所得税減税や輸入品への追加関税が含まれており、これらの政策が実行されれば、物価や賃金に上昇圧力をかける要因となるからです。
政策金利であるFF金利の先物取引をもとにシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)が算出する予想確率においても、1ヶ月前と比べて、2025年末の政策金利予想は3.55%から4.07%へ上昇しており、今後の利下げは小幅にとどまることが示唆されています[図2]。
いずれにしても、当面はトランプ新政権の出方を待たざるを得ない状況であるものの、引き続き米国経済は底堅く推移していることもあり、雇用統計およびサービス分野を中心としたインフレ率の動向は注視する必要がありそうです。
債券価格と金利は逆相関する関係にあります。一般的に金利が下がると債券価格が上昇し、金利が上がると債券価格が下落します。
例えば、市場金利が低下すると、高いクーポンを持つ既発行の債券は魅力的な投資対象となるため、需要が増加し、価値が上がります。
反対に、市場金利が上昇すると、新たに発行される債券と比べてクーポンの低い債券の価値は下がり、価格は下落することになります。
ただし、上記は一般的な内容を説明したものであり、債券価格は、実際には債券の需給動向や残存期間、景気動向、為替相場、発行体の信用状況等によって上記の通りにはならない場合があることに注意が必要です。
以上を踏まえて、次にゼロクーポン債における年利回りと残存期間との関係を確認しながら、金利が下がることによる債券価格の変動について説明します。
下記の表は利金がないゼロクーポン債の債券価格(理論値(注))を示しています。
ここでは金利低下局面(例:現在 4%⇒1年後 3%)における債券価格の変化について考えてみます。
右下の例 Aは、残存年数5年、利回り4%の債券を購入し、1年後に金利が低下していたケースです。
理論上の債券価格は約8.1%上昇することになります。
この変化率は、残存年数が長い債券ほど大きくなる傾向があります。
右下の例 Bは、残存年数20年、利回り4%の債券を購入し、1年後に金利が低下していたケースです。
この場合の理論上の債券価格は約24.9%上昇することになります。つまり、金利低下局面では残存年数の長い債券を購入する方が、価格上昇の恩恵を受け易いことが分かります。
(注) 上記の表は利回り・残存年数と債券価格との関係を分かりやすく説明するために作成したものであり、あくまでも理論上の数値です。従って、実際の債券価格がこの通りに変動することを保証するものではなく、また変動を示唆するものでもありません。実際の債券価格はこれ以外の様々な要因の影響を受けて変動します。また、各シミュレーションでは税金、手数料、その他取引にかかる費用等を一切考慮しておりません。債券価格は一般的に、理論価格等の基準価格に対しコスト等の売買スプレッドを増加減して買付価格と売却価格が決定されますので、買付価格と売却価格は異なる価格となります。
出所:各国中央銀行
※2024/12/13 8時50分時点
当社では、今後も利下げが継続されるシナリオを見込んでおり、中長期的な視点に立てば、残存期間が長い米ドル建債券の投資妙味が増していると考えています。 また、その中でも、米国政府(米国財務省)が発行する米国国債は、大手格付機関から高い信用格付が付与されるなど、非常に高い信用力を有しているだけでなく、市場規模も大きく流動性が高い点も魅力的であると考えています。
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